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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

こんにちは、ブラス・アンサンブル・サタデートランペット柴田です

トランペットは月に3回集まり、パート練習をしています。

全体練習と個人練習だけでは、トランペット4人の息が合わないので、このパート練習は大切な時間です。


今日は、山埼雅夫先生に指導に入っていただく日でした。

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今日は、前回の全体練習で湯浅先生にアドバイスいただいた基礎練習を取り上げて、山崎先生にご指導いただきました。

曲練習ではなくメソッドみっちり

金管アンサンブルで綺麗なハーモニーを作るには一人一人の耳を鍛えることが必要。

綺麗なハーモニーを作るには感覚だけでは限界があり、よりよくするために正しい知識が必要だなと痛感しました。


ハーモニーを作るために、どんな練習(訓練)が必要か。

まず、私達4人の現在地を確認です。

正確な音程がよく分からない

基礎の基礎。笑


では、知識編

なぜ音がうなるのか?
それは、互いのピッチが合っていないから。

では、なぜピッチが合わないと、うなるの?
・・・・???



1秒間に聞こえるうなりの回数は同時に聞こえる音の振動数の違いと同じになります。

(物理は嫌い・・・)

たとえば、振動数が440ヘルツの音叉と、435ヘルツの音叉を鳴らせば1秒間に5回のうなりが聞こえます。

つまり、1ヘルツ違うと、1秒間に1回のうなりが聞こえます。


具体的にチューニングやってみました。

Aさんが442ヘルツで吹き、Bさんが443ヘルツで吹くと、1秒間に1回のうなりが聞こえます。

次に、オクターブを合わせてみました。

442ヘルツのオクターブ下は221ヘルツで、2:1です。

この2:1の比率が綺麗なハーモニーを作ります。


よく響く音程とは、

整数比のヘルツ同士が、和音で重なった時です。



2:3は、完全5度です。

ドとソ、ミとシ、などは完全5度、2:3のヘルツの比です。

他にも・・・ということから始まり、今日のレッスンは濃ゆい濃ゆい時間でした。


なんとなく知っている、だけど出来ていないことを洗い出し。

それぞれ個人の癖もありますし。

個人でできる練習の仕方、4人集まって出来る練習の仕方をアドバイスいただきました。

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最後に、

BESで取り組んでいる、ニューヨークのロンドン子の第一楽章の冒頭を使って、ハモリの確認。

誰が根音で自分は5度なのか、3度なのか・・・と1音ずつ確認して。


そうしたら、ハーモニー以前の問題発生

発音のタイミングが合わない。笑

いやいや、笑っている場合じゃない!合うまでやります。


毎回のパート練習で、取り組んで行きましょう!

訓練なので、やれば出来るようになる


さ、午後は移動して全体練習です

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前回の定期演奏会で初演された石川亮太作「カシオペアファンファーレ」を公開しました!

BES第15回定期演奏会動画① カシオペアファンファーレ>>>

是非、聴いてくださいね。

そして、YouTubeチャンネル登録もよろしくお願いいたします






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