カンタン!リレーアタック対策♪
ユーフォニアム担当の石田です。
「リレーアタック」という言葉をお聞きになったことは
ありますか。
リレーアタックとは、クルマのスマートキー
(別名インテリジェントキー、キーレスエントリー等)を悪用した
自動車窃盗(の方法)のことです。
(参考 リレーアタックとは)
https://www.mitsui-direct.co.jp/car/guide/mycar_guide/new/relay-attack/
私は最近、クルマを買い替えました。それでインターネットや
YouTubeでクルマ関連の情報を見ていたのですが、
そこでリレーアタックのことを知りました。
今のクルマは、鍵穴に鍵を刺さなくてもドアを開けられ、
またボタン一つでエンジンがかけられます。これはスマートキー(装置)
から微弱な電波が出ており、その電波をクルマ側が感知して、合致すれば
ドアが開き、エンジンもかけられるという仕組みだからです。
そのシステムを窃盗犯は悪用します。犯人は家の中に置いてある
スマートキーから出ている微弱な電波を家の外で特殊な装置で拾い、
さらにその電波を増幅し、外に停めてあるクルマに施す。すると
ドアを開けてエンジンもかけられ、易々とクルマを盗むことができる。
これがリレーアタックです。
対策としては家の中に置いているスマートキーの電波を
外に出さないようにしなければなりません。スマートキーの
電波を何かでシールドしてしまえばいいわけです。
私のクルマは盗難に遭うような高級車ではないので、そんなに
心配しなくてもよいのですが、新車なので一応、リレーアタック対策
をしておこうと思いつきました。
ネットの情報を参考にして、次の方法で実験してみました。

1、アルミホイルで包む →結果:〇

一番簡単な方法として「スマートキーをアルミホイルで包む」
があります。私もこれをためしてみたところ、ドアを開けようと思っても
全然開きません。つまり完全に電波を遮断できています。
しかしいちいちアルミホイルをほどいてカギを出したり、また包んだり
するのもめんどうだし、1回使うとアルミホイルがくしゃくしゃに
なってしまい、何回もは使えませんので、この方法は現実的では
ありません。ただし予備のスマートキーを保管しておくのには、
場所を取らないのでオススメです。
2、お菓子の缶 →結果:×

ネットに「お菓子が入っていた缶にスマートキーを
入れておくだけでも良い」と書いてあったので、家にあった
お菓子の缶(スチール製)にスマートキーを入れてフタをし、
クルマに近づけてみたところ、普通にドアが開いてしまいました。
つまり電波が漏れています。失敗!
(缶の絵がスマートキー入れにぴったりだと思っていたのでザンネン)
3、100円ショップのブリキの小物入れ →結果:×

100円ショップ(セリア)に行って、適当な金属製の箱がないかと
探すと、ブリキ製の小さな小物入れを見つけました。それを買って帰って、
スマートキー入れてフタをしてためしてみたら、これもドアが
開いてしまいました。ダメ!
(大きさがスマートキーにジャストサイズだったので、これが本命だったのに)
4、海苔の缶 →結果:〇

お歳暮でいただいた海苔の缶(スチール製)にスマートキーを入れて
フタをして、クルマのドアに近づけ、ドアを開けようとしてみましたが、
まったく反応しませんでした。電波は漏れていません。成功です!
(スマートキーを入れておくケースとしては大きすぎる気がする)
5、ユニクロでもらったタンブラー →結果:〇

むかしユニクロで、先着100名様プレゼントみたいなときに
もらったステンレス製のタンブラーが家の中から出てきました。
飲み物の温度が保たれるように、二重構造になっているタンブラーです。
でもこれのフタの部分はゴムパッキン付きのプラスチック製でした。
フタがプラ製だから、これではダメだろうなぁとクルマのドアに
近づけてもドアは開きません。つまり完全に電波を遮断できているのです。
これまた成功!
(まあまあスタイリッシュな見かけなので、置いておいても不自然さは
ないかな。ゴムパッキンのフタは付けたり外したりがカンタンで使いやすそう)
フタがプラスチックなのに電波が遮断できているのを不思議に思い、
ためしにフタを取ってドアに近づけてみましたが、それでも
ドアは開きません。海苔の缶でもフタを取ってためしましたが、
こちらも成功。ある程度の高さがある金属製の容器なら、フタは
なくても電波が遮断できるようです。
6、500ml広口のビール缶 →結果:〇

高さのある缶でフタがなくてもいいのなら、缶ビールの空き缶でも
いいのでは?と思い、アサヒスーパードライの「生ジョッキ缶大生」(500ml)
というのを買ってきてためしてみました(アルミ製)。口が大きく開く缶
なので、スマートキーの出し入れもしやすそうです。ビールを飲み終えて
洗って乾かし、さっそくためしてみたところ、ドアを開けようと
しても反応しませんでした(フタなしで)。成功です!
(フタを取ったあとの口の断面が鋭いので、ヤスリをかけて丸めておいた
ほうが、スマートキーにキズが付かないと思います)
以上のとおり「アルミホイル」「海苔の缶」「タンブラー」「500mlビール缶」
がリレーアタック対策に合格しました。見た目と使い勝手の良さから、
私はタンブラーにスマートキーに入れて玄関近くに置いています。
アマゾンや楽天ショップにはリレーアタック対策用のボックスや容器を
売っているのですが、私としてはそこまで真剣に対策することは考えてなくて、
なんとかお金をかけずに簡単にできないかなと思った次第です。
皆様のおうちで、海苔の缶や、使っていない金属製のタンブラーなどがあったら、
リレーアタック対策に使えるかもしれません。それらがなかったら缶ビールの空き缶
でも使えそうです(見栄えが悪かったら紙を巻いてデコレートしてもいいですね)。
ぜひおためしください(電波を遮断できるかどうか、テストすることをお忘れなく。
自己責任でお願いします)。
マニアックな話が長くなってしまいました。
ご参考になれば幸いです。
「リレーアタック」という言葉をお聞きになったことは
ありますか。
リレーアタックとは、クルマのスマートキー
(別名インテリジェントキー、キーレスエントリー等)を悪用した
自動車窃盗(の方法)のことです。
(参考 リレーアタックとは)
https://www.mitsui-direct.co.jp/car/guide/mycar_guide/new/relay-attack/
私は最近、クルマを買い替えました。それでインターネットや
YouTubeでクルマ関連の情報を見ていたのですが、
そこでリレーアタックのことを知りました。
今のクルマは、鍵穴に鍵を刺さなくてもドアを開けられ、
またボタン一つでエンジンがかけられます。これはスマートキー(装置)
から微弱な電波が出ており、その電波をクルマ側が感知して、合致すれば
ドアが開き、エンジンもかけられるという仕組みだからです。
そのシステムを窃盗犯は悪用します。犯人は家の中に置いてある
スマートキーから出ている微弱な電波を家の外で特殊な装置で拾い、
さらにその電波を増幅し、外に停めてあるクルマに施す。すると
ドアを開けてエンジンもかけられ、易々とクルマを盗むことができる。
これがリレーアタックです。
対策としては家の中に置いているスマートキーの電波を
外に出さないようにしなければなりません。スマートキーの
電波を何かでシールドしてしまえばいいわけです。
私のクルマは盗難に遭うような高級車ではないので、そんなに
心配しなくてもよいのですが、新車なので一応、リレーアタック対策
をしておこうと思いつきました。
ネットの情報を参考にして、次の方法で実験してみました。

1、アルミホイルで包む →結果:〇

一番簡単な方法として「スマートキーをアルミホイルで包む」
があります。私もこれをためしてみたところ、ドアを開けようと思っても
全然開きません。つまり完全に電波を遮断できています。
しかしいちいちアルミホイルをほどいてカギを出したり、また包んだり
するのもめんどうだし、1回使うとアルミホイルがくしゃくしゃに
なってしまい、何回もは使えませんので、この方法は現実的では
ありません。ただし予備のスマートキーを保管しておくのには、
場所を取らないのでオススメです。
2、お菓子の缶 →結果:×

ネットに「お菓子が入っていた缶にスマートキーを
入れておくだけでも良い」と書いてあったので、家にあった
お菓子の缶(スチール製)にスマートキーを入れてフタをし、
クルマに近づけてみたところ、普通にドアが開いてしまいました。
つまり電波が漏れています。失敗!
(缶の絵がスマートキー入れにぴったりだと思っていたのでザンネン)
3、100円ショップのブリキの小物入れ →結果:×

100円ショップ(セリア)に行って、適当な金属製の箱がないかと
探すと、ブリキ製の小さな小物入れを見つけました。それを買って帰って、
スマートキー入れてフタをしてためしてみたら、これもドアが
開いてしまいました。ダメ!
(大きさがスマートキーにジャストサイズだったので、これが本命だったのに)
4、海苔の缶 →結果:〇

お歳暮でいただいた海苔の缶(スチール製)にスマートキーを入れて
フタをして、クルマのドアに近づけ、ドアを開けようとしてみましたが、
まったく反応しませんでした。電波は漏れていません。成功です!
(スマートキーを入れておくケースとしては大きすぎる気がする)
5、ユニクロでもらったタンブラー →結果:〇

むかしユニクロで、先着100名様プレゼントみたいなときに
もらったステンレス製のタンブラーが家の中から出てきました。
飲み物の温度が保たれるように、二重構造になっているタンブラーです。
でもこれのフタの部分はゴムパッキン付きのプラスチック製でした。
フタがプラ製だから、これではダメだろうなぁとクルマのドアに
近づけてもドアは開きません。つまり完全に電波を遮断できているのです。
これまた成功!
(まあまあスタイリッシュな見かけなので、置いておいても不自然さは
ないかな。ゴムパッキンのフタは付けたり外したりがカンタンで使いやすそう)
フタがプラスチックなのに電波が遮断できているのを不思議に思い、
ためしにフタを取ってドアに近づけてみましたが、それでも
ドアは開きません。海苔の缶でもフタを取ってためしましたが、
こちらも成功。ある程度の高さがある金属製の容器なら、フタは
なくても電波が遮断できるようです。
6、500ml広口のビール缶 →結果:〇

高さのある缶でフタがなくてもいいのなら、缶ビールの空き缶でも
いいのでは?と思い、アサヒスーパードライの「生ジョッキ缶大生」(500ml)
というのを買ってきてためしてみました(アルミ製)。口が大きく開く缶
なので、スマートキーの出し入れもしやすそうです。ビールを飲み終えて
洗って乾かし、さっそくためしてみたところ、ドアを開けようと
しても反応しませんでした(フタなしで)。成功です!
(フタを取ったあとの口の断面が鋭いので、ヤスリをかけて丸めておいた
ほうが、スマートキーにキズが付かないと思います)
以上のとおり「アルミホイル」「海苔の缶」「タンブラー」「500mlビール缶」
がリレーアタック対策に合格しました。見た目と使い勝手の良さから、
私はタンブラーにスマートキーに入れて玄関近くに置いています。
アマゾンや楽天ショップにはリレーアタック対策用のボックスや容器を
売っているのですが、私としてはそこまで真剣に対策することは考えてなくて、
なんとかお金をかけずに簡単にできないかなと思った次第です。
皆様のおうちで、海苔の缶や、使っていない金属製のタンブラーなどがあったら、
リレーアタック対策に使えるかもしれません。それらがなかったら缶ビールの空き缶
でも使えそうです(見栄えが悪かったら紙を巻いてデコレートしてもいいですね)。
ぜひおためしください(電波を遮断できるかどうか、テストすることをお忘れなく。
自己責任でお願いします)。
マニアックな話が長くなってしまいました。
ご参考になれば幸いです。
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