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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

ユーフォニアム担当、「響け!ユーフォニアム」マニアの石田です。

10月9日(日)18:00~、京都市北文化会館のリハーサル室で当団の練習がありました。10月30日(日)に、堀川音楽高校で開催される「京都城巽音楽フェスティバル」に出演するための練習です。

まずは基礎練習。ロングトーンによる音階練習や、タンギングで音を区切る音階練習など。基礎の基礎ですが、楽器の練習をすればするほどこれらの基礎練習の重要性を感じます。曲を多少吹けても、しっかりとした良い音が鳴っていないとお客様に聴いていただける演奏にはならないからです。美しい良い音で楽器が響かせられるよう、精神を集中して基礎練習を行います。今日は珍しい練習法として、タンギング(舌で音を区切る)をしないで音を出す練習をしました。タンギングに頼らずに音をしっかりと出せるようになれば、演奏に余裕が出るからです(これは私が最近買った教則本に書いてあったものです)。少しでも技術が向上するよう、いろいろな練習方法を試しています。

そしていよいよ曲の練習。

まず、ポップス、歌謡曲、懐メロ系の曲(練習担当、由良哲一郎(Tu))。これらは以前に本番で演奏したことがある曲が多いので、サーっと通して、問題点だけをピックアップして練習しました。メンバーも心得ているので、すぐに修正できます。

次に、「バッハのコラール集より」(練習担当、高橋(Tb))。コラールは普段、基礎練習の中のハーモニー練習としているものですが、今回は本番で3曲を演奏することになりました。演奏会でお客様にお聞きいただくためには、もっと完成度を高めないといけません。純粋な和音が多いこの曲は、音程がぴたりと合わないとアラが目立ってしまいます。簡単に見えるものほど難しい、とは芸術分野でよく聞く話ですが、バッハのコラールはまさにそれです。念入りに仕上げています。

その次は「ロンドンデリー組曲」(練習担当、由良美彩季(Tp))。この曲も、以前、当団の定期演奏会で演奏した曲です。イギリス民謡のいくつかが3楽章の曲にまとめられた美しい曲です。各パートにソロもあって、演奏しても聴いても楽しい曲となっています。お楽しみに。

さて最後は、バレエ組曲「シルヴィア」より「バッカスの行進」(ドリーブ作曲、高橋宏樹編曲)です(練習担当、石田(Eu))。この曲はクラシックの名曲の金管7重奏版。なかなか重厚な良い編曲なので、原曲のイメージのまま楽しんでいただける曲だと思います。この曲を本格的に練習するのは今回が初めてなので、各パートやセクションの確認をしながら進めていきました。メンバーはある程度、個人練習をしてきていますので、他パートとの関係性や絡み合いを理解しながら練習を積んでいきます。吹けなかったところについては、個人練習やパート練習に持ち帰って、さらに練習練習。

10月30日の本番までには全体練習の回数がそれほど多くないので、効率よく仕上げていく必要があります。今後もメンバーは本番までに精進し、演奏に磨きをかけるのです…。


さてさて、私は今回のブログ担当なのですが、練習時間中に写真を撮るのを忘れてしまいました。で、練習後の雑談シーンをご紹介(北文化会館のロビーで今日の練習費を集めているところ…)。

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10月30日(日)の「京都城巽音楽フェスティバル」@堀川音楽高校、ぜひお越し下さい♪

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