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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

ユーフォニアム担当の石田です。

先日、シダレン(シダックスの部屋で練習すること)を終わり、家に帰って楽器の手入れをしていると、管を持った時に妙にカクカクした感じが。1番抜差し管のあたりに違和感があるのです。前からこんなだったっけ??

念入りに調べてみると、管を支える支柱の溶接がはずれていることがわかりました。

私の愛機(ヤマハYEP-642S Neo)は、1番抜差し管の支柱が4番抜差し管につながる構造になっているのですが(一般的なユーフォは1番抜差し管からベルにつながる支柱が付いているが、なぜか642ではこの支柱がない)、ここに負荷がかかり、溶接がはずれてしまったようです。ケースから楽器を取り出すときなどに、ついこのあたりを片手で持ってしまうのがよくないようで(反省反省)。

翌日、楽器屋さんに持って行って見てもらいました。支柱がはずれてかなり経っているそうで、接着面が汚れているので、支柱を一旦取り外して洗浄したあとに、溶接するとのことでした。

支柱の溶接だけだと5000円くらいだそうですが、折角の機会なので、管の内部を薬剤を使って洗浄してもらい、ピストンも調整してもらうことにしました。そこまですると約5万円だそう(う!痛!!)。でもまあ、かなり使ってきた楽器ですし、長く使うためにはメンテナンスも必要ですしね。

金管楽器にとって、支柱がしっかり付いているのは実は重要なことで、トランペットでは、メインの支柱のないモデルとあるモデル(支柱も1本のもの、2本あるもの)があり、それぞれ吹き心地や音色が違うそうです。なのに私は支柱がはずれたまま、本番で演奏していたのでした(まことに面目ない…)。

支柱が直り、管内も綺麗になったら、どう吹き心地や音色が変わるのか、楽しみです。

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