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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

ユーフォニアム担当の石田です。

2月12日のブログで書いておりましたように、私のユーフォ(ヤマハYEP-642S Neo)の支柱の溶接がはずれたので、楽器店に修理に出しておりました。修理といっしょに整備として管内を薬剤で洗浄してもらい、ピストンの調整もしてもらっていたのですが、2週間たって私の手元に戻ってきました。

まず見かけがピッピピカになりました。キズは消えていませんが、表面の銀メッキが磨かれて新品のような輝きです。

そして、ピストンの動きも新品のときのようになりました。整備に出す前も快調に動いていたものの、ピストンを動かすとパコンパコンという感じがありました(なんじゃそら?)。動きは良いのですが、ピストンが上下に当たった時にカチンと当たる感覚があったということです。これがフェルトやパッドなどを新品に取り替えてもらうことにより、当たりがソフトになりました。それとピストンの動作がスパスパと、確実な感じになりました(なんとも表現しにくいのですが)。

そして吹いてみた感想。支柱の溶接が直ったせいか、管内が綺麗になったせいか、はたまた単なる思い込みかもわかりませんが、とにかくよく響くようになりました!!低音から高音までムラなく、同じようによく鳴ります。たぶん新品の時はこんな感じだったんだろうなと思います。これからこの楽器を使って練習や演奏するのが楽しみになりました。

私はユーフォの経験は30年以上になるし、楽器も何台か使ってきたのですが、整備に出すのは今回が初めてだったのです。私は楽器を何ヶ月かに一度、自分で水洗いしていて、基本的にピストンは機嫌よく動くので、とくに整備の必要性は感じていませんでした。しかし、今回初めて整備に出してみて、機能的にも音色的にも改善されたので、やっぱりたまには整備に出さなきゃいけないな、と思った次第です。

どうも調子が出ないな、と思っている金管奏者の方がいらっしゃったら、試しに楽器を整備に出してみるのもアリかもしれませんよ。お金はかかりますが、それだけの価値はあると思います。

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