初めてのバンダ出演
ちょうど1週間前になりますが、初めてバンダで演奏しました。
バンダってなんだ? という方はググってみてください。
一言でいうと、舞台以外の場所で演奏するバンド(Bandaはイタリア語でBandの意味)のことで、 舞台袖でやったり、客席後方で演奏したり、いろんな形態がありますが、今回は何と京都コンサートホールのバンダボックスでやりました。ここ(赤丸)で演奏です。

こちらに前日練習の時の写真があります。結構上から オーケストラ、客席、もちろん指揮者も見下ろしながらの演奏となります。ちょっと高所恐怖症気味なんで足元がひえひえしました。
ちょっと困ったのは楽器を下向けて吹くとかっこ悪いということで、真っ直ぐホールの奥まで届けと吹いたのですが、譜面台と指揮者が同時に見にくく、さらに一列に並んでの演奏なのでトップの動きが見えないなど、タイミングを取るのが難しかったことです。目と耳が3つ欲しい、あるいは指揮者、楽譜、トップが同時に見えるVRメガネがあればいいなと思ったりしました。

ところで、なんでバンダで演奏することになったかということを少し話しておきます。
演奏会は「PTA感謝の集い親子コンサート」というもので、毎年7月初めにある京都市の催しなんですが、そこで十数年京都市民管弦楽団が出演しています。今回チャイコフスキー作曲の序曲1812年を演奏することになり、BESのメンバー4名(Tu由良さん、Tb高橋さん、Hr宇野さん、Tpみくさん)が所属している事もあり、BESもバンダで参加することになりました。8パートあるので、BESだけでは足らず、由良さんにアレンジしていただきすごいメンバーが集まり全部で10名で演奏できました。こちらがそのメンバーです(+2名)。

さて、演奏の方ですが、もともと1812年のナポレオンのロシア侵攻を撃退した出来事を祝う序曲で、美しいチェロの音色でロシアの讃美歌に始まり、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」も間にはさみながら、最後は何発もの祝砲の音と、ロシア国歌と教会の鐘が鳴り響くなか壮大に終わります。バンダはこの最後の盛り上げを担当します。
バンダでの演奏はもちろん初めてなんですが、タイミングを取るのも難しかったのですが、下から湧き上がってくるオーケストラの音、下隣りのバンダボックスからの音、そして横にならぶTp4本と四方八方から音が降ってくるので、自分の音のバランスがこれでいいのか直接にはよくわからないまま吹くことになりました。前日リハーサルの録音でバランスを確認してなければ完全な五里霧中になってしまったことと思います。
あと、もう一つ困ったのはこの曲は今回の演奏会の最後を飾る曲であり、出番までたっぷり1時間待たないといけなかったことです。普段BESで演奏する時にそんなに待つことはあり得ないので、待っている間、上から声かけていいものか、拍手はしていいのか、どういう表情で待ってればいいのか、といろいろ考えているうちにあっという間に時間が過ぎ指揮者の「あと1小節で出番です」の合図が見えました。
みなさんも効果絶大のバンダのある演奏会聞いてみてください。私のお勧めは、レスピーギのローマの松、マーラーの交響曲2,3,8番、リヒャルト・シュトラウスの英雄の生涯など(大曲ばかりですね)です。
Tp.福森

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バンダってなんだ? という方はググってみてください。
一言でいうと、舞台以外の場所で演奏するバンド(Bandaはイタリア語でBandの意味)のことで、 舞台袖でやったり、客席後方で演奏したり、いろんな形態がありますが、今回は何と京都コンサートホールのバンダボックスでやりました。ここ(赤丸)で演奏です。

こちらに前日練習の時の写真があります。結構上から オーケストラ、客席、もちろん指揮者も見下ろしながらの演奏となります。ちょっと高所恐怖症気味なんで足元がひえひえしました。
ちょっと困ったのは楽器を下向けて吹くとかっこ悪いということで、真っ直ぐホールの奥まで届けと吹いたのですが、譜面台と指揮者が同時に見にくく、さらに一列に並んでの演奏なのでトップの動きが見えないなど、タイミングを取るのが難しかったことです。目と耳が3つ欲しい、あるいは指揮者、楽譜、トップが同時に見えるVRメガネがあればいいなと思ったりしました。

ところで、なんでバンダで演奏することになったかということを少し話しておきます。
演奏会は「PTA感謝の集い親子コンサート」というもので、毎年7月初めにある京都市の催しなんですが、そこで十数年京都市民管弦楽団が出演しています。今回チャイコフスキー作曲の序曲1812年を演奏することになり、BESのメンバー4名(Tu由良さん、Tb高橋さん、Hr宇野さん、Tpみくさん)が所属している事もあり、BESもバンダで参加することになりました。8パートあるので、BESだけでは足らず、由良さんにアレンジしていただきすごいメンバーが集まり全部で10名で演奏できました。こちらがそのメンバーです(+2名)。

さて、演奏の方ですが、もともと1812年のナポレオンのロシア侵攻を撃退した出来事を祝う序曲で、美しいチェロの音色でロシアの讃美歌に始まり、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」も間にはさみながら、最後は何発もの祝砲の音と、ロシア国歌と教会の鐘が鳴り響くなか壮大に終わります。バンダはこの最後の盛り上げを担当します。
バンダでの演奏はもちろん初めてなんですが、タイミングを取るのも難しかったのですが、下から湧き上がってくるオーケストラの音、下隣りのバンダボックスからの音、そして横にならぶTp4本と四方八方から音が降ってくるので、自分の音のバランスがこれでいいのか直接にはよくわからないまま吹くことになりました。前日リハーサルの録音でバランスを確認してなければ完全な五里霧中になってしまったことと思います。
あと、もう一つ困ったのはこの曲は今回の演奏会の最後を飾る曲であり、出番までたっぷり1時間待たないといけなかったことです。普段BESで演奏する時にそんなに待つことはあり得ないので、待っている間、上から声かけていいものか、拍手はしていいのか、どういう表情で待ってればいいのか、といろいろ考えているうちにあっという間に時間が過ぎ指揮者の「あと1小節で出番です」の合図が見えました。
みなさんも効果絶大のバンダのある演奏会聞いてみてください。私のお勧めは、レスピーギのローマの松、マーラーの交響曲2,3,8番、リヒャルト・シュトラウスの英雄の生涯など(大曲ばかりですね)です。
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