ウィルソン兄弟。
私は、当団の中では、トロンボーンを担当することもあります。ユーフォに比べるとトロンボーンは経験も浅く、技術も未熟なわけですが、演奏する曲の編成で求められる場合はトロンボーンを吹いております。
これまで私は、B社(米国)の中古のトロンボーンを使ってきたのですが、この楽器がとても重く、またなかなか思うような音が出せなくて、演奏に支障を来たしていました。練習を重ねても成果が出ず、辛い日々を。。。
チャンスがあれば良い楽器を得たいものだと思っていたところ、楽器店で良い出会いがあり、この度、トロンボーンを新調いたしました。

ウィルソン社(Willson スイス)のTA411LYBというモデルです。
金管楽器に詳しい方なら、ウィルソン社はユーフォニアムで有名であることはご存知かもしれません。一方、ウィルソン社のトロンボーンは聞いたことがないことでしょう。
それもそのはずで、ウィルソン社はこれまでもトロンボーンを製造してはいたものの、世間に評価されるような名機は作っていなかったそう。それが、最近、良い楽器を完成させることができ、発表となったものです。ですので、出来立てホヤホヤの新製品。
私は、ユーフォもウィルソン社の楽器(TA2900-t)を使用しており、偶然にも、ユーフォとトロンボーンでウィルソンが揃うこととなりました。それが名づけてウィルソン兄弟!!

偶然といいますのは、私は、特にウィルソン社のトロンボーンを希望していたわけではないのです。最初は国産のY社の楽器にしようかな、と考えていたのですが、楽器店で比較のために出してもらった楽器が私に求めているものと一致したのです。それがウィルソンくんだったという。
私がトロンボーンに求めていたもの。それは、軽く息を入れても良い音がすぐに鳴り、重量が軽く、小回りが利いて、扱いやすい楽器。要は、「ラクに良い演奏ができる楽器」というワガママなもの!
ウィルソンくんは、その私の希望にピッタリ合ったものなのでした。
まだ、この楽器で本格的に練習をしていませんが、もう少ししたら、この楽器の特徴などをこのブログでレポートしたいと思いますので、少々お待ちくださいませ。。。