佐渡裕&大阪4楽団合同オケで惑星とアルペンを聴く


先週、大阪は中之島のフェスティバルホールにて、
佐渡裕指揮、在阪4オーケストラ合同のスペシャル編成による、
組曲「惑星」とアルプス交響曲を聴いてきました。
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「大阪4大オーケストラの響演」特別企画
4オケ・スペシャル
~佐渡 裕&4楽団合同オーケストラ~
大阪交響楽団
大阪フィルハーモニー交響楽団
関西フィルハーモニー管弦楽団
日本センチュリー交響楽団
2019年4月20日(土) 15:00開演
フェスティバルホール
グスタフ・ホルスト / 組曲 「惑星」 Op.32
リヒャルト・シュトラウス / アルプス交響曲 Op.64
指揮:佐渡 裕
合唱指揮:矢澤定明
合唱:大阪府立夕陽丘高等学校音楽科
司会進行:三代澤康司
舞台監督:森本康志
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2015年から始まって今年で5回目となる
『大阪4大オーケストラの響演』というこの企画。
これまでは各楽団ごとにそれぞれ演奏を披露していたのですが、
なんと今回は初となる試みで4楽団ミックスされたメンバーで大曲2つが演奏されました。
各曲のメンバー表はこんな感じ。


開場から開演までの間には、
金管有志によるファンファーレ、各団コンマスの競演による死の舞踏、
そして佐渡氏のプレトークと、それらも楽しませていただきました。
ちなみにそのプレトークによれば、
本公演はチケット発売直後に即完売したプラチナチケットらしく、
確かに私が取ろうとした時(半年ほど前だったかな?)もほとんど席が残っておらず、
ステージから距離のある3階席をかろうじてゲットできたのでした。
そしていよいよ開演。
惑星は、この12月に僕も自オケで演奏するため、
その予習も兼ねてじっくり楽しみました。
テューバは大響の潮見氏、
テナーテューバはヴィヴィッド・ブラス・トーキョウの小寺氏で、
さすが、ナイスなアンサンブルとサウンド。
大変勉強になりました。
どの星も、奇を衒う事のないオーソドックスなテンポ設定と幅広いダイナミクスで、
ラスト海王星での女声合唱も美しく、お見事!でした。
ちなみに火星の終盤、何のハプニングかヴァイオリン1stの女性がそそくさと舞台を去り、
その後うしろのメンバーが席を詰めていきました。
体調不良だったのかな?
休憩をはさんでアルペン。
惑星とアルペンが一度に聴けてしまうというのが、
こういうフェスティバルの醍醐味ですね。
テューバは1stが関フィル吉野氏、2ndが大フィル川浪氏。
舞台入りの際、吉野氏が2ndに座ろうとするミニコントを繰り広げてらっしゃり、
師弟関係の深さを垣間見たような気がします(笑)
各楽器が縦横無尽に駆けまわる大音響スペクタクル作品ということで、
個人的にはそれほど好みな作風では無いものの、
ホルン1stの見事なソロの数々を筆頭に充分味わわせていただきました。
終演後は、佐渡氏と三代澤氏のMCで各オケの公演チケットがあたる抽選会。
スネアロール&シンバルバッシャーンを筆頭とした打楽器群のパフォーマンスの陰で、
テューバ2名がまたしてもミュートを使ったミニコントを繰り広げていたことを、
私はバッチリ見逃しませんでした(笑)
たっぷり音楽を楽しんだ後はそそくさと京橋へ移動し、
一緒に聴きに行っていたユーフォ石田氏と軽~く打ち上げ。
1軒目 庶民京橋店
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/27109896/


2軒目 とん両
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/27043275/

3軒目 バビアン
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270107/27067062/


どの店もにぎわっており、うまい酒とうまいツマミですっかりほろ酔いの良い休日でした。
Tuba 由良
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