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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

ユーフォ担当の石田です。

1月19日(日)の当団の練習内容をご紹介します。

1/19(日) @casa maasa musica​
10:00 開場​
10:10 基礎合奏(担当:石田)​
10:30 ​フレア(新曲試奏)​
11:00 トロンボーン四重奏(担当:古市さん)
11:30 風の人(新曲試奏)​
12:30 ミーティング​
13:00 休憩​

14:00 湯浅先生課題(担当:石田)​
14:45 バジル先生レッスン​
17:45 終了​

18:00 懇親会@レイモンド(幹事:古市さん)​

上記のとおり、午前中は曲の練習、午後はバジル先生レッスン、夜は懇親会と、盛りだくさんの日となりました。

ここでは主にバジル・クリッツァー先生のレッスン内容についてご紹介しようと思います。

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今回のバジル先生レッスンは、前半は金管楽器を演奏するための考え方に関する講義、後半は個人的な悩みや質問に対する指導や回答、という内容で行われました。

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バジル先生の著作権に関わるので詳細の記述は控えますが、金管楽器の音を出すためには、4つの階層からなる段階があり、それを意識し、実施することが重要である、とのこと。漫然と吹くのではなく、意識を持ちつつ練習することが上達につながるのですよね。

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「良い音」「よく響く音」を求めること。そのために、自分の耳を鍛えること。これが重要だとご指導いただきました。私は、中学・高校の吹奏楽部で、顧問の先生から「常に良い音で吹きなさい」と言われていたことを思い出しました。良い音は何事にも優先する。そのための息の出し方、アンブシュア、タンギングなどの奏法を自分で見出していくのが、上達への近道だと認識しました。

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私個人としては、ハイトーンの練習法について質問させていただき、バジル先生に回答いただきました。硬い音色にならず、綺麗なハイトーンを出す練習についても、前述の「よく響く音を求める」ということに帰結します。あとは、日々の「もっと高い音を出そうとする努力」とのこと。ハイトーンは一日にして成らず(鳴らず)、のようですね。なお、ハイトーンを出すための方法的要素としては、マウスピースへの強いプレス、息の圧力(腹筋を使う)、アパチュアを絞る力、舌の位置(シラブル)等があり、プレイヤーによってどの要素を重要視しているか(どのような奏法を得意としているか)は異なるとのことでした。

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後半の個人レッスンを聴講させていただいても、当団のメンバーが、バジル先生のアドバイスにより、次々と良い音(よく響く音)を出したり、今まで出せてなかったハイトーンを出せたりするシーンを見ていて、なるほどな~と感心することばかりでした。これまでに本で読んだり、指導されたりしてわかっていることでも、普段、楽器を吹く際に、いかに実践できていないかが身に染みてわかりました。ラクをしていても音は出せるし、曲も吹ける。しかし、より良い音、より高い音、より高度な演奏をしようとすると、体を最大限に使い、いろんな工夫をしないと可能とはならない。それを改めて実感させられました。プロの演奏家さんは、それらを毎日、努力されているのだろうなぁ。。。

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さて、夜は近くのおしゃれな居酒屋「レイモンド」で懇親会となりました。もちろんバジル先生も参加されて。

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バジル先生から教わったことを心に刻み、明日からまた練習に励むぞ!と心に誓う、メンバーたちでした。







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