ヨーロッパブラ歩き その11
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私もずっと家にいるという生活スタイルにようやく慣れつつある今日この頃です。
案内しているデンマークでも今日現在で7437人の感染者が出ており、ここでも感染が広がっているのが分かります。
さて、ちょっと間が空きましたが、ヨーロッパブラ歩きのその11をお送りします。今回はコペンハーゲンで一番の繁華街ストロイエとデンマーク国立交響楽団のコンサートの様子をレポートします。
ストロイエでまず目指すのはロイヤルコペンハーゲンの本店です。



さて、コンサートはDRコンサートホールというデンマーク放送協会ビルの中にあるコンサートホールでオケはデンマーク国立交響楽団、指揮はSusanna Mälkkiです。
コンサートホールの外観です。2009年に完成した新しいホールです。

青色の照明が印象的ですが、ガラス張りのビルの外側に薄い布が張ってあり、それに光を当てているようです。
さて、ホールのホワイエ。ホールには開演15分前までは入れませんので、ホワイエのバーでゆっくり待つのがマナーです。 みなさんゆっくりくつろいでいます。私はそれを知らなくて直ぐにホールに上がろうとしたら係のおばさんに止められました。

照明の形が印象的です。

ホールの舞台と客席



団員もそろってきました。皆さん結構さらっています。

指揮者のSusanna Mälkkiは、1969年フィンランド生まれでシベリウス音楽院やロンドンの王立音楽院でチェロと指揮を学んだあと、最初はイェーテボリ交響楽団の首席チェリストとしてキャリアをスタートさせましたが、1998年に指揮者に専念するため辞めています。指揮者としては現代音楽のスペシャリストとして有名で、2016年からはヘルシンキフィルハーモニーの首席指揮者に就任しています。
最初の曲は、デンマークのFredrikHögbergがこのオケのファゴット首席奏者Sebastian Stevenssonのために書き下ろした、ファゴット協奏曲で、ファゴットのソリストとフルオーケストラのための遊び心あふれる14の楽章で出来ています。The Smoking Sequenceというタイトルの8楽章では実際にファゴットの先から煙を出して見せたり、The Disassemble Cadenzaの13楽章ではファゴットを実際に分解して見せたり、ソリスト自身がMCをしながら演奏する楽章があったり、ファゴット協奏曲として聞いていると想定外の出来事がいろいろ起こりますが、楽しんで聞くことが出来ました。
これはTouTubeにある実際に煙が出ている個所の写真です。

後半のメインはバルトークがハンガリーの難民として亡命していた合衆国で1944年に作曲した特徴のある5つの楽章をもつ、オーケストラのための協奏曲です。どのパートもソロがすばらしく、すっきりと見通しのよいバルトークでした。
次回は、コペンハーゲンの対岸のスウェーデンの街マルメを紹介します。
Tp福森
案内しているデンマークでも今日現在で7437人の感染者が出ており、ここでも感染が広がっているのが分かります。
さて、ちょっと間が空きましたが、ヨーロッパブラ歩きのその11をお送りします。今回はコペンハーゲンで一番の繁華街ストロイエとデンマーク国立交響楽団のコンサートの様子をレポートします。
ストロイエでまず目指すのはロイヤルコペンハーゲンの本店です。



さて、コンサートはDRコンサートホールというデンマーク放送協会ビルの中にあるコンサートホールでオケはデンマーク国立交響楽団、指揮はSusanna Mälkkiです。
コンサートホールの外観です。2009年に完成した新しいホールです。

青色の照明が印象的ですが、ガラス張りのビルの外側に薄い布が張ってあり、それに光を当てているようです。
さて、ホールのホワイエ。ホールには開演15分前までは入れませんので、ホワイエのバーでゆっくり待つのがマナーです。 みなさんゆっくりくつろいでいます。私はそれを知らなくて直ぐにホールに上がろうとしたら係のおばさんに止められました。

照明の形が印象的です。

ホールの舞台と客席



団員もそろってきました。皆さん結構さらっています。

指揮者のSusanna Mälkkiは、1969年フィンランド生まれでシベリウス音楽院やロンドンの王立音楽院でチェロと指揮を学んだあと、最初はイェーテボリ交響楽団の首席チェリストとしてキャリアをスタートさせましたが、1998年に指揮者に専念するため辞めています。指揮者としては現代音楽のスペシャリストとして有名で、2016年からはヘルシンキフィルハーモニーの首席指揮者に就任しています。
最初の曲は、デンマークのFredrikHögbergがこのオケのファゴット首席奏者Sebastian Stevenssonのために書き下ろした、ファゴット協奏曲で、ファゴットのソリストとフルオーケストラのための遊び心あふれる14の楽章で出来ています。The Smoking Sequenceというタイトルの8楽章では実際にファゴットの先から煙を出して見せたり、The Disassemble Cadenzaの13楽章ではファゴットを実際に分解して見せたり、ソリスト自身がMCをしながら演奏する楽章があったり、ファゴット協奏曲として聞いていると想定外の出来事がいろいろ起こりますが、楽しんで聞くことが出来ました。
これはTouTubeにある実際に煙が出ている個所の写真です。

後半のメインはバルトークがハンガリーの難民として亡命していた合衆国で1944年に作曲した特徴のある5つの楽章をもつ、オーケストラのための協奏曲です。どのパートもソロがすばらしく、すっきりと見通しのよいバルトークでした。
次回は、コペンハーゲンの対岸のスウェーデンの街マルメを紹介します。
Tp福森
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