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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

ユーフォニアム担当の石田です。

5月21日、京都府の緊急事態宣言が解除され、それを受けて、映画館「MOVIX京都」が5月22日(金)から営業再開となりました。

同じシネマコンプレックス式映画館の「TOHOシネマズ二条」はまだ休業中なので、MOVIX京都が一足早く営業を再開した感じです。

さっそく私も観に行ってきました。前から観たかった「Fukushima 50」。そう、福島原発事故をほぼ事実のまま描いた作品です。

「Fukushima 50」公式サイト
fukushima50.jpg

緊急事態宣言が出る前に公開されていた作品ですが、映画館が休業に入ってしまい、観に行けていませんでした。最近ではネット配信でも観られるようなのですが、せっかくまだ劇場公開してくれているのだし、映画館で観ようと。

よく知らずにMOVIX京都のチケットを取ったのですが、新しくできたドルビーシネマでの公開でした。

ドルビーシネマは、通常の劇場よりも、高画質・高音質・重低音が楽しめる劇場です。今年の3月に新改装されたそう。

MOVIX京都のドルビーシネマについて

新しい劇場は綺麗だし、シートはなんと総革張りでした!!劇場全体になんとなく革のいい匂いが漂っているような。

そのドルビーシネマで観た「Fukushima 50」は、本当に素晴らしい作品でした。日本全国民が固唾を飲んで見守ったあの時期。日本が崩壊してしまうのではないかと心配していたあのこと。それが次々と思い出されました。私たちは、遠くからとらえた映像でしか見ていませんでしたが、内部ではこのような必死の戦いが行われていたのです。まさにギリギリの限界まで作業員の方が対応していたのです。その光景には何度も涙が流れました。

命をかけて日本を守ってくれた人たちがいることを忘れてはなりません。いつまでもこの事故のことは語り継がれなくてはなりません。そのためにこの映画は作られたのだと思います。

惜しまれるのは、現在、世間が新型コロナ問題一辺倒になり、東日本大震災や原発事故のことを振り返っている余裕がないことです。映画の公開がもう1年早かったらと思うと残念でなりません。

しかし、日本人なら観ておくべき映画です。ぜひ、この機会に映画館、特にMOVIX京都のドルビーシネマでの迫力満点の映像と音響でご覧になることをお勧めします(現時点ではシートは3席おきに座るようになっており、前後の席も十分な距離をとっているので、ソーシャルディスタンスはバッチリです)。


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