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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

テューバの由良です。

コロナウィルス対策としてのStay Homeの影響で、
平日の夜や土日祝など家に居る時間がとても増えました。
(仕事後の赤ちょうちんもトンとご無沙汰…)

こんな機会は中々ありませんので、
持っている教則本やエチュードを片っ端から引っ張り出しては、
夜な夜なブォンブォン吹いています。

教則本もそれは様々で、
楽器を始めたころの基礎練習の友から、
15年以上今でも愛用している総合的な1冊、
はたまた購入したものの難しすぎてそっとページを閉じたものまで(笑)、
なんだか新鮮な気持ちとともにそれぞれ味わいながら、
個人練を楽しむ日々です。

それで折角ですので自分の備忘も兼ねて
テューバや金管楽器のための教則本をこのブログで紹介していこうと思います。


最初に紹介するのは、
東京都交響楽団首席テューバ奏者である
佐藤潔氏の著書『うまくなろう!テューバ』です。

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この本は、僕が高校で吹奏楽部に入りTubaを吹くようになって半年くらい経ってから、
初めて小遣いで購入した教則本でした。

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目次にもある通り、大きく3つのパート・24のステップから構成されるこの本は、
基礎練習についてコンパクトかつ丁寧にまとめられているだけでなく、
楽器を吹く前の心構えや楽器の状態チェック、呼吸(と体の使い方)の重要性、
そしてお奨めプレイヤー&CDなどにも触れられており、
『テューバを始める上で最適な1冊』だと、今読んで改めて感じます。

高校生の自分を振り返ると、
毎朝の練習スタートは必ずこの本のロングトーンパターンからでした。
ロングトーンとは本当に不思議なもので、
1ヶ月・3ヶ月・半年と続けるうちに楽器と唇の一体感が感じられてくるというか、
最初はフラフラだった音が、段々ラク~に安定して吹けるようになります。

音自体もカドが取れて、センターを捉えた丸みのある美しい音へと変わっていくので、
どんな難しい曲をやるようになっても、
やっぱりこの基本中の基本を疎かにしない事、ですね。

Tuba 由良





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